超低温下で重力がなくなる“冷却線“を使って、导演宇宙人・ナタールが地球侵略を開始した。地球の各地では、导演鉄橋が光りながら空中へ浮き上がったり、汽船が山に激突したり、海が凍って空に逆流したりと奇怪な事件が次々に起こる。科学者たちのグループは冷却線の攻撃に対抗すべく、熱線砲を開発、彼らの基地があると思われる月へと向かうが……。熱線砲を抱えて月へ出発するスピップ号、途中出くわす宇宙ステーション、そしてナタールの円盤群など、宇宙空間を舞台に特技監督・円谷英二の腕が全編に冴えわたったSF映画。1959年の製作とは思えない凝ったディテールと凄まじいアクションが魅力。